コマンドはすべて右向き時のものです
全キャラ共通操作
ジャンプ(↑要素)
通常のジャンプ。技を出す前であれば左右の入力で一度だけ軌道を変えることができます。
ハイジャンプ(前進中にジャンプ)
命名は便宜的なもので別に高く飛ぶわけではありません。かなりの長距離を跳ぶかわりに軌道の調整は出来ません。バックハイジャンプは存在しないので注意!当て投げが強力なこのゲームではかなり重要な操作なので意識してノーマルジャンプと使い分けるのが大切です。出し方は上の通りで、ちゃんと前進せずに単に右上を押しっ放しにしているだけでは「ノーマルジャンプ直後に前を入力したもの」という扱いになってしまいます。
ガード(← or ↓)
相手の打撃技全てに対応しています。ジャンプ攻撃も足払いも全てどちらの入力法でもガードできます。基本的に自分が向いている方向からの攻撃しかガードできないので、一度相手が反対側に回ってしまったら一旦ガードを解いて振り向かないとガードしてくれない(場合が多い)ので注意。また必殺技をガードした場合は威力の4分の1だけ体力を削られてしまいます。
種類別必殺技解説
タメなしの「(複数の)レバー入力+ボタン」系
強化版の投げやレバー1方向+AB同時押し(クルリンパやサンダーアームなど)もこれに含めます。このタイプの必殺技は非常にコマンド受付時間が長く、約3/4秒以内に次のコマンドを入力すれば(途中に余分な操作が含まれていても)ちゃんと出てくれます(ただしボタンは最後のレバーを入力しながら押さなければならない)。従ってレバー入力だけ先に済ませておけば、一定時間以内であれば「コマンド最後のレバー+ボタン」と入力するだけで出すことができます。これは相手の飛び道具の出がかりを見てから急いで反応して突進技で発生前に攻撃する、などといったときに特に有効です。
ただしこの先行入力はこちらの何らかの攻撃が相手に当たった時点で(ガードされても)無効になってしまうので
(自分が攻撃を食らうのは可)
、連続技を狙ったりするときは攻撃のヒットストップが終わってから入力を開始するのを心がけましょう。
ヒットストップ中はコマンドを受け付けないだけでそれ以前の入力は無効にならないようです(MOVに指摘されて修正)。
飛び道具系
コマンド入力後左右のレバー入力で弾速を調整できます。このサイトでは→を追加入力して弾速を速くしたものを強、←で遅くしたものを弱、何も入力しないものを中と呼びます。基本的には壁となって便利な弱を使い、相手のスキにヒットさせたいといったときにだけ強を使います。
またカエン・ホノオ・スーパーザコの飛び道具は隙が短い代わりに「飛び道具が消える(画面外に出るか相手に当たる)まで次の飛び道具のタメを受け付けない」という制限があります。
同時押し系
AB同時押しおよびハリケーンボコボコ・ジオーンサイクロンの追加入力、トリプルサマーソルトが含まれます。これらのコマンドは必ず完全に同時押しでなければいけません。このゲームはおそらく秒間60フレームくらいと思われ完全な同時押しは結構難しいです。AB同時押しはそれほど難しくはないですがレバー+ボタン同時押し系は出すのが非常に難しいので戦術に組み込むのはやめたほうが無難かもしれません。
タメ技
このゲームのタメ時間は技によって異なります。突進ニー系や飛び道具はかなり短くローリングポカーン等はやや長め、ガイアンストレートは際立って長くなっています。コマンド入力は甘めでタメを開放した後の入力は少し時間が経っていても受け付けてくれます。またこのゲームのタメは「相手のいる方向ではなく自分の向きを基準にしてタメる」というルールがあり、例えば相手を後に放る投げを持つキャラは、投げのモーション中背後方向にタメ続け硬直が解けた瞬間ボタンを入力することで間髪いれず突進技を出すことができます。特にこのテクニックはスカポカーン・レオ・ガラック・レジェンドで有効となります。
この間ずっと←に入れっぱなし。
投げの硬直が切れたらそのままキックを入力でローリングポカーンが出る。
連打系
最低限必要な入力回数は3回となっています。連打系の技は基本的に「使えない」と思われがちですが実は非常に強力な性質を持っています。それは「何らかのモーションの終了間際にコマンドが完成した場合、そのモーションの終了直後最速で出てくれる」というものです。ですから起き上がり時の暴れ技として非常に使い勝手が良く、起き上がる時に相手が近くにいたら適当にボタンを連打しておけば必ず最速で割り込んでくれます。特に攻撃判定が広いアシュラやラーなどは強力です。
投げ
このゲームでの投げの発生は0フレームで、起き上がりに相手の攻撃が重なっていてもリバーサルで投げを出せば勝つことができます。非常に難しいですが(コンピューターは確実にやってきますが)。また他の格闘ゲームと違うこととして「ガード硬直中に投げられ判定が存在する」というものがあり、ジャンプ攻撃等をガードすると投げが確定してしまう場合が多く、場合によってはこれらはガードするより食らったほうがいい場合もあります(レオのファルコンアタックなど)。特にダウンしないジャンプ攻撃は基本的にガードしない方がいいです。
こうなってしまうと非常に危険。デンジュアーデンジュアー!
つうかガードしたら投げ→永パでほぼ死亡確定
ガードポーズによる必殺技の封印について
投げ技およびその他一部のAB同時押し系必殺技はガードポーズを取りながらだとどうやっても出ません。
このゲームにおいてガードポーズをとる条件は「↓を入力するか、相手から一定距離以内で←を入力していてかつ相手が攻撃のモーション中である(攻撃判定が存在するかは関係ない)」となっていて、相手のめり込む突進技をガードした後投げで反撃する時などは後ろに入力しながらだと絶対に投げられません。これに限らず、投げを出す場合は「こちらがガンガン攻めていて相手が暴れてくる可能性がない」時以外は覚悟して前で入力しましょう。
また投げ以外でこれに該当する必殺技はガイアン・ジャイアントのヘッドバッドやホウオウアッパーなど、および←+AB同時押し系の技全て(スクリューパンチやアタックワンなど)です。ですからホウオウアッパーやヘッドを出すときは↓や←を押しながら出さずニュートラルを心がけるようにしましょう。また←+AB同時押し系の技は・・・そう。なんと相手が近くで技を出していると絶対に「出ない」仕様になっています。相手が何の技も出さずに飛び込んだりしてこないと絶対に対空とかに使えません。余談ですがシボルのマニュアルでサンダーアームは「ジボルのたいくうワザ」と解説されていますがスクリューパンチはコマンドの説明しか出ません。まさか狙ってたんでしょうかね(笑)。
ファミコンとニューファミコンのコントローラーの違いについて
これは実機それぞれ2台ずつ試してみての感想ですが。実はファミコンとニューファミコンではコントローラーの操作性に結構違いがあります。ファミコンの方はどうやら「斜め方向に入りづらい」仕様になっているようで、カエンや突進ニー系の技を持つキャラに若干厳しくなっています。ファミコンで「斜め後に入れっぱなしで低軌道ニー連打」とかは本当に斜め入力の力加減が微妙なので諦めた方が良さそうです。ニューファミコンではそれが改善されていて普通の感覚で入力すれば斜めに入りますが、ファミコンに慣れているとジャンプとかが暴発しやすいです。慣れてしまえばニューファミコンの方が良さそうです。
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